ここでは、各種補償の見直しポイント(特に損害保険)についてご案内します。
まず、なぜ補償の見直しが必要か考えてみましょう。
次にオネスト保険サービスが考える比較のコツをお知らせします。
弊社は、生命保険3社、損害保険4社を取り扱う「乗合い」代理店です。
「乗合い」に対して1社しか取り扱わないものを「専属」代理店と言います。
当然ながら「専属」は一つの保険会社の商品しか販売できませんが、乗合代理店は複数から選択することが出来ます。
弊社が乗合い代理店形態で現在法人約300社、個人約2,400件の契約件数から得た経験上の提案としては、ただやみくもに保険会社の数が多ければ良いかというと、必ずしもそうとも思いません。
例えば自動車保険の分野においては、基本的な補償部分や保険料に大きな差があることはあまり感じないからです。
逆に十数社にも及ぶ保険会社の約款を全て把握する事は相当難しく(ほぼ不可能と考えています)、本当に全てを比較しきっているかという点は疑問に思います。また、その努力をしたとしても基本的な補償内容に大きな差がない場合もあり、効果が小さい割にご案内を複雑にしてしまう恐れもあります。
上記の様な状況も踏まえて保険の専門家に相談し複数の保険会社間で加入を検討した方が良いと考える保険種類をお知らせします。
・火災保険
・自動車保険(特約を重視したい場合や、複数台所有している場合、子供さんが運転し始めるときは特に)
・火災保険
・自動車保険(複数台所有時)
・賠償責任保険
・業務災害保険
大きく分けると個人分野においては、保険会社の差より募集する人間のスキルの方が重要で、法人分野においては、募集人のスキルだけでは解決しない、保険会社ごとの商品の差が重要になる場合が多いです。
結果的に、法人分野の保険の方が比較検討で得られるメリットが大きくなります。
続いて、保険会社を比較する際、1人の乗合代理店の募集人に相談する場合と、複数の専属代理店の募集人に相談する場合のメリット・デメリットを考えてみます。
メリット:自分の考えをよく理解し信用できる人とのやりとりを行えば複数社から自分に合ったものを選択し提案してもらえる。
デメリット:その担当者の持つ業務知識以上の説明を受けられない(複数の考え方を取得しにくい)
メリット:色々な考え方や業務知識を基に提案を受けられる
デメリット:何人にも同じ話をしなければいけない
商品の説明を受ける際に、その募集人に自分が扱える商品以外の知識がない場合が多い(他社の商品はわからないので)
あまり良く知らない人に何人も会うことになる(しつこく勧誘される可能性が発生する)
募集人選びのわかりやすい基準としては
1.損害保険協会が認定している業界最高資格「損害保険トータルプランナー」を取得しているか?
2.契約不備等によりご契約者に損害を発生させてしまった場合の補償である「代理店賠責」に加入しているか?
を確認するという点があります、これがあれば必ず良いというわけではありませんが、保険業務に対する意識の高さを確認する基準にはなるかと思います。
ちなみに2は直接代理店に聞いてみないと判りませんが、トータルプランナーは日本損害保険協会のページで確認できます。
オネスト保険が提案する保険選びのコツはいかがでしたでしょうか?
いざという時に「こんなはずじゃなかった」にならない為、ぜひ参考になさってください。